令和５年度 本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
昨年度から引き続き２年目となりました、第３４代校長の青木と申します。
本校は昭和２３年に福岡県立小倉聾学校として開校し、平成２２年４月に校名を福岡県立小倉聴覚特別支援学校と変更しました。そして、今日に至るまで聴覚に障がいを有する幼児児童生徒を対象とした専門教育を行ってきており、数多くの卒業生を輩出しています。
本年度は、創立７５年目を迎え、新しい校舎が昨年７月に正門横に完成しました。主に中学部の生徒が学習する教室や自立活動や教育相談等で来校する子どもたちが使用する聴力検査室等の教室が入っています。本年度は、令和６年２月に幼稚部棟が完成予定となっております。また長年多くの子どもたちが楽しみにしていたプールは、本年度解体されることになりました。水泳学習は、障がい者スポーツセンターアレアス様のプールをお借りして今後は実施していきます。進捗状況につきましては、施設設備のページにて御報告していきます。
さて令和５年度は、全校で４１名（幼稚部１２名、小学部１３名、中学部１６名）の幼児児童生徒が在籍し、子どもたちの笑顔一杯の生き生きとした様子が校内で見られます。その子どもたちの成長と自立を願うために、校訓の「健やかな体」「強い心」「豊かな言葉」をモットーに、学校教育目標を立て教職員一丸となって教育活動に取り組んで参ります。
本年度は、健康で安全・安心な学校づくりと開かれた学校づくりを根本に据え、３つの重点項目に取り組んでいきますので、詳しい内容につきましては、「教育方針」の「グランドデザイン」のページをご覧ください。
また、本年度も、各ページにおいて、各学部の様子や学校行事、教育相談等の取り組みについてもご紹介いたします。教育相談のページにおいては、乳幼児の合同保育の様子や聞こえや補聴器・人工内耳に関すること等について掲載していきます。必要な情報についても提供いたしますので、いつでもお気軽にお問い合わせいただければと存じます。
最後に、福岡県手話言語条例が令和５年４月１日から施行となりました。きこえないきこえにくい子どもたちが、学校生活を始めとする日常生活を安心して過ごすことができるように、楽しく過ごすことができるように、そしてお互いの気持ちを伝え合うことができるように、さらに職員一同意識を高めて参りたいと思います。
今後とも、保護者、地域、関係機関、同窓会の皆様には、本校の教育活動に御理解と御支援をお願い申し上げます。
福岡県立小倉聴覚特別支援学校
校 長 青木 弘樹